オピニオン

論文・アンケート結果など、法教育に関する様々なご意見を掲載します

法と教育学会 第4回学術大会~法教育と道徳教育の対話~分科会 発表要旨

  法と教育学会 第5分科会 発表要旨「法的解決」と「道徳的解決」の違いに関する考察~法科大学院生による法教育授業の実践を通じて~

法曹倫理国際コロキム2012

【法曹倫理国際コロキム2012 ~法曹倫理の最前線~ 】 第一部 検察官及び刑事弁護人の役割と規律 司会 笠井治〔弁護士、首都大学東京法科大学院教授〕刑事事件の当事者にとっての倫理問題・・・後藤昭〔一橋大学法科大学教授〕 デイスカサント:今井秀智〔弁護士、國學院大學法科大学院教授〕

虹本シリーズ第2弾「実録Ⅱ模擬裁」発刊

実録!法教育授業 平成21年に刑事重大事件について市民が司法に参加する「裁判員裁判」が始まった。裁判員裁判は制度開始以前から、その賛否はもとより、導入の仕方や制度設計について様々な議論がなされていたが、導入後3年目となる今年、見直しがなされることになる。いかような検討結果が出されようと、昨今の世界情勢からして司法への市民参加の流れを直ちに止めることにはならないだろうし、止める必要もない。むしろ、いかにして市民をより積極的かつ主体的に司法に参加させていくか、今後その具体的方策を考えるステージに移っていくであろう。

法学セミナー 2012年7月号

~LAW Angle~ 法科大学院の論点                    臨床法学教育としての「法教育」授業の実践

法科大学院生による法教育授業の実践 <法と教育学会 第3回学術大会分科会発表より>

~法科大学院の新しい存在意義について~ 現時点でさえ、すでに法教育の担い手不足が生じており、今後、法教育の気運が高まり、普及・発展していくほど人材不足は深刻になります。私は。その人材に法科大学院生あるいはその修了生を充てていくことができるのではないかと考えています。 法科大学院におけるリーガルクリニックのもう一つの柱として、法科大学院生が法教育授業を担う課目を創設できないか、つまり、正式に単位認定できる課目とすることができないかとういうことを研究しています。

模擬「裁判員裁判」授業に向けて

実録!法教育授業 裁判員裁判-市民に正しい判断が下せるのか?裁判官より良い判断ができるのか?といった視点で考えていては、市民が司法に参加することの意味はいつまでたっても理解できない。なぜなら、"正しい"とか"良い"というのは、時代や地域によって変わるし、実際のところ誰も分からないからである。

リーガルパークでの活動1年を振り返って

実録!法教育授業 法科大学院に法教育教職課程を創設するとか、国家規模での財政基盤を確立させるだとか、あまりにも大袈裟に聞こえるかも知れない。
10年、20年先のことになろうと、今こそ本気で考える必要があるであろう。

法教育授業反訳集「実録!法教育」第2版

実録!法教育授業 子供たちは本当に凄い!
法教育を実施してきた正直な感想である。子供たちの輝く目を潰しているのは、われわれ大人たちであることを自省とともに改めて問い質したい。邪道との批判を甘受しつつ、この実録集を世に晒し、法教育のあり方を模索する一助となれば幸甚である。 初版(2011.3)を訂正したほか、学習指導案を加えて、第2版を発刊しました。

学校アンケート、弁護士会アンケート結果

PDFロゴ 平成23年3月、全国50の弁護士会と、東京都内の私立小・中学校及び23区内の公立小・中学校合計約1500校に対し、「法教育」に関するアンケートを実施しました。
法曹界と教育現場のそれぞれから、率直なご意見や様々な問題意識をお聞きすることができ、法教育の推進のための貴重な実践的資料となりましたので、その一部をご紹介致します。
今後、さらに検討を深め、シンポジウムや研究会で詳細を発表していきます。

法教育普及のための具体的方策

法教育を普及するために具体的にどうすればいいのでしょう。
リーガルパーク代表理事・弁護士 今井秀智が行った法教育授業の実例から検討します。
また、将来の法教育の発展・定着をめざし二つの提言を行います。

「そんなの当たり前でしょう」と言う前に

PDFロゴ 法的なものの考え方を教えるのが法教育である。では、法的なものの考え方はどうすれば教えられるのか?
都内の小学6年生を対象とした道徳授業から法教育を探る。

ルールって何? 広がり始める”法教育”

実録!法教育授業 法教育は,六法全書を覚えるような,法律の条文を勉強することではありません。法とは何か,なぜ法があるのか,それを自分で考える力を身につけてもらおうという試みです。
まずは,7月に東京の私立中学校で行われた授業を例に見てみます。