平成21年から司法制度改革の一環である裁判員裁判制度が導入され、市民の司法参加が制度化されました。この司法と市民とのつながりは、必然的に教育分野においても影響を及ぼし、平成23年度から小学校、中学校、高等学校に順次、実施される学習指導要領においても、法や決まりに関する分野の教育が充実し、「法教育」が学校教育に積極的に取り入れられるべきことになりました。
しかしながら、「法教育」という言葉自体、未だ一般に普及しておらず、学校現場はもとより法曹関係者も法教育をどう実践していけばいいのかわからないのが現状です。 このような状況のなか、私どもは,2010年11月19日、初等教育における法教育授業の実施を主な目的として、一般社団法人「リーガルパーク」を設立しました。学校現場と法曹関係者との連携・協力体制を目指します。
併せて、企業や法人、その他の一般の人々に対し、一人ひとりが自由で公正な社会を担い手となるための資質、つまり社会で生き抜く力を得るためのあらゆる活動を通じて、「法教育」の全国的な普及・発展を目指します。