リーガルパークとは?

みんなが法やルールについて語り合う場を提供する「法律のひろば」です。

平成21年から司法制度改革の一環である裁判員裁判制度が導入され、市民の司法参加が制度化されました。この司法と市民とのつながりは、必然的に教育分野においても影響を及ぼし、平成23年度から小学校、中学校、高等学校に順次、実施される学習指導要領においても、法や決まりに関する分野の教育が充実し、「法教育」が学校教育に積極的に取り入れられるべきことになりました。

しかしながら、「法教育」という言葉自体、未だ一般に普及しておらず、学校現場はもとより法曹関係者も法教育をどう実践していけばいいのかわからないのが現状です。 このような状況のなか、私どもは,2010年11月19日、初等教育における法教育授業の実施を主な目的として、一般社団法人「リーガルパーク」を設立しました。学校現場と法曹関係者との連携・協力体制を目指します。

併せて、企業や法人、その他の一般の人々に対し、一人ひとりが自由で公正な社会を担い手となるための資質、つまり社会で生き抜く力を得るためのあらゆる活動を通じて、「法教育」の全国的な普及・発展を目指します。

リーガルパークの考える法教育

法教育とは、端的にいえば法的なものの見方、考え方を身に付ける教育をいいます。
リーガルパークでは、個人の尊厳(憲法13条)に基づいた「価値相対主義教育」を行います。
法的な問題点が潜んでいる身近な事例を素材にして、相互に議論し、自分の考え方を人に理解してもらうことを実践しながら、他人の考え方を理解する姿勢を培い、一人一人が最大限尊重される個人の尊厳(憲法13条)の意味を理解するための教育を行います。

リーガルパークのロゴについて

リーガルパークロゴ 学校の校庭や公園にある「ジャングルジム」。
どこから上ろうか。どこに座って眺めようか…。
リーガルパークは、十色の立方体を重ね合わせてジャングルジムをイメージ。LとPを象っています。十人十色。子どもたちが十人いればみんないろんな色をもってまさに今を生きています。
リーガルパークは「虹本」シリーズを製作・出版しています。

リーガルパークのキャラクター”リーガルライオン”

リーガルライオン 法教育の絵本教材「としょかんライオン」(岩崎書店)にちなみ、十色のたてがみをもち、自由と公平の象徴「天秤」の顔をしています。
偏ることなく、私たちみんなの自由をまもるため、優しい目を光らせています。自分勝手なわがままな子どもをみつけたら、「がぁおー!」って吼えて戒めます。

リーガルパークのキャラクター”リーガル パー子”

リーガルライオン 「模擬裁判員裁判」授業の案内をしてくれるのは、こちらのリーガル パー子。法服を羽織って裁判官の装いをした、ヘアースタイルのお茶目な女の子です。